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課題解決支援(リスク)への想い

 

 

――リスクに対処する必要性――

 

 日本企業にとって、リスクを顕在化させて考えるということが文化的に馴染まない部分が存在します。とは言いながら、戦後を顧みると、他との競争で如何に打ち克つかという観点にのみ力点が置かれ、利益至上主義、売上至上主義の中、経営をせざるを得ませんでした。立ち止まってみると、組織という枠組みの中で企業は何を主眼において昭和から平成にかけて歩んできたのか、今一度冷静に見つめなおす必要があります。

 阪神大震災や東日本大震災といった未曾有の脅威、リーマンショックによる怒涛のごとく押し寄せた不景気、昨今問題となってきている精神疾患増における人財の疲弊、知らぬ間に内容の変わっている法律、グローバルにおける経済・環境・戦争の脅威、全世界に亘るインターネット空間で起きうる情報漏洩・風評被害・サイバーテロ等の脅威、等々、まだまだ数え上げてもキリがないほど、リスクに覆われている時代になってきています。

 日本は四方を海に囲まれ、古来より他国に支配されることなく国を維持することができた、歴史上稀にみる永続国家です。そのため、日本人はヒトや物事を性善説的に見る傾向があり、どうしてもリスクというものから目を背けたくなる風土が存在するようです。

 これはある意味、チームで連携を取るには本来良い意味での風土であり、リスク対策には欠かせない重要な要素でした。しかし、第二次世界大戦以降、GHQの施策により、日本のこのような性善説的な要素がかき消されたうえ、競争意識を煽られ、他者を排除するという弱肉強食の部分が混在し、日本古来自治組織で培ってきたリスク対策は突如消え去りました。

 昨今のリスク対策はすべて手順に走り、ドキュメントが出来上がっていれば安心・満足という形だけのリスク対策に成り下がっているものがあまりにも多いです。

 勿論、手順は必要ですが、人としての信用・信頼関係が職場において出来上がっていない限り、作り上げたリスク対策は絶対に機能しません。レジリエンス(耐性)のない組織ほど、襲ってきた脅威に普遍的に対処できないからです。

 リスク対策の原点は人づくり。ここを出発点としたリスク対策を提言させていただきます。何事にも動じない組織ほど、リスクに打ち克つものはありません。非常時においても強靭な組織は力なり、です。

 

  • 1.組織力診断
    2.組織力に応じた人的組織の整備を提言・実行<リスク対策幹部候補の選定>
    3.上記整備の後、リスクの洗い出しと発生頻度・影響度調査を実施
    4.リスクに対する対処策<低減、移転、回避、受容>の選定
    5.各対処策の優先度を決定
    6.低減策・移転策に関する実行スケジュール・予算の策定
    7.実行フェーズ
    8.訓練の定期的な開催
    9.定期的な監査フェーズ
    10.見直し・改善策の選定とその実行

     

    上記手順に則り、非常時にも有効に機能し、効果の上がるリスク対策を組織丸ごと築き上げる、ここをモットーにしていきます。

     一方、これらを実践することで組織力が上がる、ということは生産性も同時並行的に上がる、ということに繋がります。すなわち、企業組織としてのスリム化も実現でき、目的意識を各人に持ってもらうことが可能となります。

  •  したがって、リスク対策を行うことは、売上向上・利益確保にも直結する内容となります。単純にマイナス因子のリスクだけに目を向けるネガティブ要素だけではなく、リスクを機会ととらえる投機的リスク対策として、組織丸ごと組織目標を共有することで、各者各様の役割を担うことの重要性を腑に落としてもらうことができます。 

     平常時の仕事が機能していないにも関わらず、非常時のリスク対策が機能することは到底あり得ません。信念をしっかり持ち、行く末を見定めた“広い意味での勝ち組企業”に対して支援を惜しみません。